【勉強中】田舎パン(カンパーニュ)

雪平鍋の黒ずみ。アルミが変色してしまう理由と除去方法。

雪平鍋は、黒ずむことがあります。

一般的な雪平鍋は、アルミ製です。
アルミは(調理道具としては)耐食性に優れている素材ではありますが、腐食を防いでいる酸化被膜が破られてしまうと腐食しやすい素材でもあります。

酸化被膜が破られて腐食が生じることで黒ずみます。

当ブログでは、黒ずみを再現することはできません。
これは、「アルマイト加工の雪平鍋」を使用しているためであり、アルマイト加工は強固な皮膜であるために腐食による黒ずみが生じにくくなります。

以下、黒ずみの仕組みと除去方法を(簡単に)説明していきます。

雪平鍋が黒ずみ仕組み

アルミは、腐食によって黒ずみます。

黒ずみに、害はありません。
アルミの黒ずみは、「アルミ+水分=水酸化アルミ」→「水酸化アルミ+微量物質=黒色化」という仕組み(化学反応)によって生じています。

基本的に、黒ずんでいても問題なく使用できます。
しかし、黒ずみ(黒色化)の根本的な原因は「腐食」によるものですので、あまりにもひどい黒ずみを放置してしまうと鍋の寿命を縮めてしまうことになります。

最悪、穴が開いてしまうこともあります。

黒ずみを防ぐには?

黒ずみを防ぐには、水分を拭き取っておくことです。
アルミの黒ずみはアルミと水分が結びつく「水酸化アルミ」が出発点となっていますので、洗った後に水分を拭き取っておくだけでも大幅に改善できます。

もちろん、食材を入れたままにしておくのは厳禁です。

アルミは、酸化被膜をつくることができます。
主な方法としては「長期間空気に触れさせておく(乾燥させて放置しておく)」ことや「米のとぎ汁を煮立たせる」などの方法があります。

一般的には、後者の方法が用いられます。

米のとぎ汁を15~15分ほどに立たせると、酸化被膜が形成されます。
簡易的な(薄い)酸化被膜ではありますが、アルマイトに似た性質の酸化被膜ですので黒ずみ(黒色化)を防ぐには効果的な方法です。

強度はありませんので、定期的に煮立たせる必要があります。

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黒ずみを除去する方法は?

アルミの黒ずみは、除去することができます。
除去方法としては「酸を使って科学的に除去する方法」と「たわしやクレンザーを使って物理的に除去する方法」があります。

どちらの方法を選んでも構いません。

一般家庭では前者の方法(酢やレモン汁を加えたお湯を沸騰させる方法)が好まれていますが、プロの現場では後者の方法(クレンザーを使って物理的に除去する方法)が実践されることも珍しくはありません。

磨き込まれた鍋には、何とも言えない魅力があります。

いずれにしても、黒ずみの除去後は米のとぎ汁を煮立たせます。
前項でも述べましたが「米のとぎ汁を煮立たせるとアルマイトに似た被膜が形成されます」ので、再び黒ずんでしまうのを防ぐことにつながります。

少し手間はかかりますが、欠かすことのできない作業です。

MEMO
一般家庭で使うのであれば、アルマイト加工が便利だと思います。黒ずみ(腐食)の心配がありませんので、米のとぎ汁を煮立たせる必要がありません。その代り、アルミ鍋のようにクレンザーなどを使うことはできなくなりますので、多少の注意は必要です。

まとめ

アルミ製雪平鍋は、黒ずむことがあります。
これは、アルミと水分が反応して水酸化アルミとなり、水酸化アルミが微量物質と反応することで「黒色化」してしまうためです。

アルミの黒色化は、人体に無害です。
しかし、黒色化を放っておくと「腐食が進行して雪平鍋をダメにしてしまう」ことになりますので早めの対処が必要です。

この点が煩わしければ、アルマイト加工のものをおすすめします。

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