エスプレッソマシンは、持て余してしまうことの多い機械です。
押し入れに眠らせていませんか?
エスプレッソマシンは「使いこなすために技術を要する機械」ですので、使わなくなってしまっても仕方がありません。
しかし、意外と使える機械でもあります。
たとえば、エスプレッソを抽出する以外にも「牛乳を温める(フォームミルクやスチームミルクを作る)」だけでも価値がありますし、お湯を沸かすこともできます。
- 牛乳を温める(フォームミルクやスチームミルクを作る)
- お湯を沸かす
一人暮らしには、都合の良い機械でもあるのです。
エスプレッソ(エスプレッソベースのアレンジコーヒー)
エスプレッソは、気分転換にうってつけです。
エスプレッソマシンによって高圧抽出(9±2気圧)されたコーヒーには、ドリップコーヒーにはない「濃厚な味わいと香り」があります。
また、多彩なアレンジも魅力のひとつです。
カプチーノやカフェラテはエスプレッソをベースとしたアレンジコーヒーですし、ラテアートをするにもエスプレッソが欠かせません。
一人の時間を充実させてくれるマシンでもあります。
ホットミルク(フォームミルクやスチームミルク)などに
フォームミルクやスチームミルクは、それ単体でも美味しい飲み物です。
蒸気処理されたミルクは、甘くて芳醇な風味を持ちます。
これは冷たいミルクに蒸気を注入することによって生じる「泡(気泡)」によるものであり、通常のホットミルクでは味わえないものです。
鍋で温めるよりも美味しいホットミルクをつくれます。
また、電子レンジのように突沸のリスクもありません。
エスプレッソマシンのスチーム機能を作れば、鍋よりも簡単に電子レンジよりも安全に「美味しいホットミルクが作れる」というわけです。
それだけでも価値があると思いませんか?
少量のお湯を沸かすために
エスプレッソマシンは、お湯を沸かせます。
「お湯なんて電気ケトルで沸かせばいい」と思うかもしれません。
しかし、緑茶などは2~3回繰り返して飲むものですので、その都度お湯を沸かしていたのでは(精神的に)疲れてしまいます。(関連記事:緑茶は何回まで飲める?)
そんな時、エスプレッソマシンが便利です。
緑茶は80℃前後で入れられることの多い飲み物ですので、計量カップなどにお湯を注ぐことによって緑茶に適した温度域まで下げることができます。
エスプレッソマシンは、想像以上に汎用性の高い機械なのです。
まとめ
エスプレッソマシンは、意外と便利な機械です。
もちろん、「わざわざ購入をおすすめする」ほどのものではありませんが、もし使っていないエスプレッソマシンがあるのであれば、活用方法を考えてみることをおすすめします。