料理の際、晒があると何かと便利です。
晒(さらし)とは、不純物の取り除かれた薄手の木綿布です。
薄い木綿布には「乾きやすい(雑菌が繁殖しにくい)」「安い(10mで1000円くらい)」などの特徴があるため、調理においても様々な使われ方をされます。
さらしの用途は多岐に渡ります。
たとえば、主なものとしては「蒸し布」「おはぎの餡をまとわせる」「卵焼き器に油をひく」「豆腐の水切り」「練った生地を休ませる際にかぶせておく」などがあります。
以下、詳細の説明です。
調理に役立つ
さらしは調理に役立ちます。
蒸し物をする際には蒸し布として使えますし、おはぎの餡をまとわせたり、パン生地のベンチタイムなどには濡らしてかけておくこともできます。
豆腐の水切りにも欠かせないアイテムです。
魚をさばく際にも重宝します。
一般的な調理法では切り身にした後は洗えませんので、さらし(もしくは布巾)で拭き取りながら調理を進めることになります。
さらしは汎用性の高い布なのです。
清潔な調理用布巾
さらしは清潔を維持しやすい布です。
さらしは(比較的)安価です。
33cm×10mの反物でも約1000円ほどで購入することができますので、頻繁に取り替えても惜しくはないはずです。
また、乾きやすいというメリットがあります。
石鹸や漂白剤での洗濯後には「速やかに乾きます」ので、雑菌が繁殖してしまうようなリスクも最小限に抑えられます。
調理にはうってつけの布です。
調理用の後は布巾として
さらしは、何役もこなせます。
はじめは「調理用」、次に「器拭き用」、最後に「台拭き用」のように、汚れ具合によって用途を変えていくことで無駄がなくなります。
使い方によっては、キッチンペーパー以上に便利なアイテムです。
また、刺し子布巾という手もあります。
裁縫(刺繍)に興味のある人向けの提案にはなってしまうのですが、さらしは手間をかけることで素敵な布巾にすることもできます。
興味があれば「刺し子 布巾」で検索してみてください。
まとめ
さらしは、料理に使える木綿布です。
調理への汎用性が高く、清潔を保ちやすいという特徴を持ちますので、購入しておくと何かと便利なアイテムです。
日常的に料理をするのであれば、心からおすすめできます。