現在、山本電気の家庭用精米機を使っています。
おおむね満足しています。
精米容量が1から5合であり、2分づきから白米までのコントロールが可能ですので、その日の気分によって使い分けています。
また、無洗米も可能です。
以下、詳細を説明していきます。
家庭用精米機の性能
家庭用精米機としては、十分な性能です。
一般家庭では一度の精米に5合以上の精米容量を必要としませんので、1から5合の精米容量があれば十分です。
精米具合を細かくコントロールできます。
たとえば、普段は「(栄養価の高い)分づき米」にして、胃腸の調子が悪いときには「白米」にするなどの調節が容易です。
1年以上(ほぼ)毎日使用していますが、性能面でのデメリットは見あたりません。
米糠の利用価値
米糠には、利用価値があります。
玄米を白米に精米すると、約10%の米糠ができます。
米糠には、「灰汁の強い食材の灰汁抜き」や「ぬか床」としての利用価値がありますので、家庭用精米機を使用しているのであれば使わない手はありません。(関連記事:玄米を精米すると何割減るか?)
特にぬか漬けの場合は、新鮮な糠が必要です。
適宜、新しい糠を加えていかなければぬか床がダメになってしまいますので、自宅近辺で新鮮な糠を手に入れられない場合はありがたい存在となります。
ただし、夏場の米糠の管理には注意が必要です。
精米の際にでた米糠をそのままにしておくと「虫がわいてしまうリスク」がありますので、すぐに使うか冷蔵庫に保存しておく必要があります。
家庭用精米機の音
それなりに大きな音がでます。
たとえるならば「ミキサーと同程度の音」がでますので、住んでいる場所によっては使用できる時間帯は限られてくることになります。
また、精米にかかる時間の問題もあります。
メーカーの公表値では「5合の玄米を白米に精米するためには2分30秒かかる」とされていますので、夜中の精米は避けた方が無難です。
事実、「早く精米が終われ」……と、ソワソワした経験があります。
まとめ
山本電気の家庭用精米機は、おすすめできます。
他の家庭用精米機を使用したことがありませんので「この製品がおすすめ」とは言えない部分はあるのですが、業務用との差違は感じられません。
ただし、籾殻や小石などは取り除けません。
籾殻や小石などを取り除けないのは「家庭用精米機では当たり前のこと」ですので、製品としては満足できています。
玄米を小規模な農家さんから直接購入している場合には注意が必要です。