アイスティーが濁る理由。紅茶や緑茶のタンニンが原因。

アイスティーは、濁ることがあります。

紅茶はゆっくり冷めることで濁ります。
この濁りにはタンニン(植物に含まれる苦味成分)が関係しており、アッサム、セイロン、ウバ、ダージリンなどで起こりやすい現象です。

タンニンが原因ですので、上質な緑茶でも起こりえます。

以下、詳細を説明していきます。

アイスティーが濁る理由

濁りの原因は、タンニンです。
紅茶はゆっくり冷やされることで「溶け出ていたタンニンが固形の粒子になりやすい」という特徴を持つため、濁ることがあります。

この現象は「クリームダウン」と呼ばれます。

クリームダウンは、茶葉の種類や品質による違いがあります。
タンニンが豊富に含まれている品種(アッサム、セイロン、ウバ、ダージリンなど)や良質な茶葉に起こりやすい現象です。

上質な煎茶などでも起こります。

濁らないようにする方法

クリームダウンを防ぐには、急冷することです。
ゆっくり冷却するとクリームダウンが起こりやすくなりますので、あらかじめ氷を入れられたグラスに注ぐことで濁りにくくなります。

水出しするのもひとつの手段です。

しかし、「濃い紅茶を冷やしすぎる」「入れてからの時間経過」などによってもクリームダウンは起こりますので、「水出しすれば濁らない」というわけでもありません。

まとめ

アイスティーの濁りは、タンニンが原因です。
溶けだしたタンニンはゆっくり冷やされることで固形化(粒子化)しますので、濁って見えるようになるわけです。

濁りを防ぐためには、急冷することがポイントとなります。

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