エスプレッソのカフェイン含有量。多い少ないの比較は無意味?

エスプレッソには、カフェインが含まれます。
しかし、ドリップコーヒーと比較して「多いのか?」「少ないのか?」について議論するのは無意味である可能性があります。

そもそも、コーヒー豆のカフェイン含有量は一定ではありません。
たとえば、「アラビカ種」と「カネフォラ種」での違いがありますし、同じ品種であっても産地などによっても大きく異なります。

また、抽出方法の違いもあります。
以下、カフェイン含有量の議論が無意味である理由を説明します。

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コーヒー豆による違い

コーヒー豆のカフェイン含有量は一定ではありません。
たとえば、コーヒー豆は大きく「アラビカ種」と「カネフォラ種」に分類できますが、両者のカフェイン含有量には大きな開きがあります。

  • アラビカ種:平均1.2%
  • カネフォラ種:平均2.2%

また、産地や栽培環境の影響も受けます。

カフェイン含有量を正確に知ることはできません。
「コーヒー豆の種類」「産地」「栽培環境」「抽出方法」など、多くの要素が複雑に関わり合っているため知ることは難しいのです。

抽出方法による違い

抽出方法によって、カフェイン量も変化します。
抽出方法(挽き具合・コーヒー粉の量・抽出温度・抽出時間・抽出量など)は、カフェインの抽出量に大きな影響力を持ちます。

  • 挽き具合:細かい(多)-粗い(少)
  • 粉の量:多い(多)-少ない(少)
  • 抽出温度:高い(多)-低い(少)
  • 抽出時間:長い(多)-短い(少)
  • 抽出量:多い(多)-少ない(少)

※()内はカフェイン抽出量。

豆の使用量を一定とした場合、エスプレッソには「極細挽き」「抽出温度が高い」という特徴がありますが、ドリップコーヒーには「抽出時間が長い」「抽出量が多い」という特徴があります。

  • エスプレッソ:極細挽きのコーヒー豆を30秒ほどで30cc抽出
  • ドリップコーヒー:中挽きのコーヒー豆を2分間ほどで180cc抽出

「どちらがカフェインを多く抽出しているか?」……、比較(議論)するには不確定要素が大きすぎるということになります。

まとめ

エスプレッソのカフェイン含有量を正確に知ることはできません。

当然、ドリップコーヒーとの比較もできません。
おおよその数値を知ることはできますが、「豆の種類や産地を調べる」「抽出方法を一定にする」などの手間がかかりますので、現実的ではないのです。

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タベル

厨房料理人(プロ)ではありません。普通の台所に立つ台所料理人(自炊をしている人)です。調理や調理道具が好きで、多くの書籍を読みつつも試作や実験を繰り返しています。このブログは、料理に関する「コツ」のようなものを体系的にまとめるために運営しています。