枝豆の美味しい茹で方。基本の塩分量や時間管理について。

枝豆の茹で方を説明します。
枝豆の茹で方には様々な方法がありますが、今回説明するのは枝豆の「基本的な(教科書的な)茹で方」となります。

  1. 下ごしらえをする
  2. 塩水で茹でる
  3. あら熱をとる

以下、詳細の説明です。

下ごしらえをする

まずは洗います。
自宅でつくったものや直売店で購入した枝豆には「泥」などが付着していますので、汚れを落とす目的で洗います。

産毛が気になる場合には、塩もみをして産毛を落とします。
塩もみをすることには「産毛を落とす」こと以外にも、「緑色の発色をよくする(色あせを防ぐ)」という目的もあります。

軽くすすいだ後に、枝豆の両端を切り落とします。
枝豆の両端を切り落とすことにより、茹でる際に「塩味が浸透しやすくなります」ので、ほど良く塩味のきいた美味しい枝豆になります。

塩もみ後にすすがない場合は、茹でる際の塩分量を差し引いて調節します。

茹でる

塩分濃度4%の塩水を沸騰させます。
沸騰させる水の量は「多め」であることがポイントであり、少なすぎると湯温が低下して茹で上がるまでの時間が延びてしまいます。

  • 水:1L
  • 塩:40g

加熱時間が延びるのは良くありません。
中途半端な温度では「酸化酵素(オキシダーゼ)」が働いてしまいますので、「褐色に変色してしまう」「栄養素が減ってしまう」などのデメリットがあります。

沸騰した食塩水に枝豆を投入します。(関連記事:沸騰することによる泡の大きさ

茹で時間は、4~5分です。
調理器具や熱源などの違いによって多少の違いが生じますので、(4分前後の段階で)味見をして茹で具合を確認してください。

落とし蓋を利用すると、均等に火が通りやすくなります。
落とし蓋がない場合には、適宜、菜箸などでかき混ぜながら茹でていきます。

関連記事:枝豆を水から茹でない理由

あら熱をとる

あら熱をとります。

すぐに食べる場合にはそのままでもかまいません
しかし、余熱により柔らかくなりすぎてしまう場合や、保存のためにすぐに冷やしたい場合には、うちわやサーキュレーターなどで風を送りながら冷やします。

水につけるのはNGです。
水につけると「水っぽい仕上がりになる」「塩分が抜けてしまう」などのデメリットが生じますので、必ず水につけずに冷やします。

まとめ

以上、枝豆の美味しい茹で方の説明でした。

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