マキネッタ(ボイラー部分)の黒ずみ。アルミが腐食する仕組み。

マキネッタは、黒ずむことがあります。
特にボイラー(水をためる部分)の底は黒ずみやすく、使い方によっては真っ黒になってしまうことも珍しくありません。

この黒ずみは、無害です。
しかし、黒ずみの原因は「アルミの腐食」ですし、見た目も良くありませんので、できることなら黒ずませることなく使い続けるのが理想です。

以下、詳細を説明していきます。

画像は白錆や石灰分の除去後です。急遽、ブログ記事にすることにしましたので、除去前の撮影は行っていませんでした……。申し訳ありません。

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黒ずみの原因

黒ずみの原因は、アルミの腐食です。
アルミは水分と結びつくことで水酸化アルミができ、水酸化アルミが微量物質と結びつくことで黒く変色します。

この反応を黒色化と呼びます。

黒色化は無害です。
しかし、繰り返し黒色化が起こるような使い方は「アルミの腐食を進行させてしまいます」ので避けなければなりません。

アルミ製のマキネッタは、濡らしたままではいけないのです。

ボイラー部分が黒ずむ理由

マキネッタの黒ずみは、ボイラーの底部分に発生します。

これは、マキネッタの構造が関係しています。
モカコーヒーを抽出した後のマキネッタは、ボイラー底部に若干の水分が残るように設計されています。……空焚きを防ぐためです。

この水分がアルミを腐食させます。
抽出後のマキネッタをそのまま放置してしまうと、ボイラー底部には長時間にわたって水分がたまっていることになりますので、アルミの腐食は避けられません。

マキネッタの使用後は、(最低でも)ボイラー内部の水分を捨てておくことをおすすめします。

黒ずみの除去方法

アルミ素材の黒ずみは、酸性の液体を沸かすことで除去できます。
一般的には、「レモンの薄切り(またはレモン果汁)」や「リンゴの皮」、「クエン酸」などが用いられています。

しかし、確実ではありません。
事実、画像のマキネッタの場合では「クエン酸水溶液を沸かし続けても変化がありませんでした」ので、物理的に除去しました。

削り落としたのです。
スチールウール(ボンスター)やナイロン不織布(ミガキロンZ)を使い、根気よくこすり落としました……。

腐食が進んでいることが確認できるかと思います。
こうならないためにも、早い段階での対処をおすすめします。

削って(磨いて)しまった後は、酸化皮膜をつくっておく必要があります。「(長期間)乾燥させて空気にさらしておく」もしくは「米のとぎ汁で10~15分ほど沸騰させる」ことで酸化皮膜がつくられ、黒色化しにくくなります。

まとめ

マキネッタは黒ずむことがあります。
人体には無害ですが、そのような使い方ではアルミ素材を痛めてしまいますので、最低でも「使用後はボイラー内部の水分を捨てる」ことを心がけてください。

最悪の場合、腐食が進んでマキネッタをダメにしてしまうこともあります。

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タベル

厨房料理人(プロ)ではありません。普通の台所に立つ台所料理人(自炊をしている人)です。調理や調理道具が好きで、多くの書籍を読みつつも試作や実験を繰り返しています。このブログは、料理に関する「コツ」のようなものを体系的にまとめるために運営しています。