【おすすめ】美味しい糠漬け(糠床)のポイント

マキネッタが美味しくない理由。エスプレッソとの大きな違い。

マキネッタで淹れられたコーヒーは、好みが分かれます。

「透過抽出+加圧濾過」という抽出原理はエスプレッソと同じです。
しかし、抽出原理が同じであっても「抽出時の圧力に大きな違いがあります」ので、出来上がるコーヒーには大きな違いが生じることになります。

  • エスプレッソマシン:9気圧前後
  • マキネッタ:2気圧前後

マキネッタで淹れたコーヒーは美味しくない。
理由は様々ですが「雑味が強い」「粉っぽい」「苦みが強すぎる」など、マキネッタで淹れたコーヒーに不満を持つ方は少なくありません。

マキネッタは「家庭の味」です。
カフェ(またはバール)で飲むコーヒーとは違っていて当たり前ですし、エスプレッソとは異なるコーヒーが抽出されることになります。

以下、詳細の説明です。

エスプレッソとマキネッタの違いは?

エスプレッソとマキネッタは、どちらも圧力をかけて抽出されます。

しかし、この圧力が問題です。
通常、エスプレッソマシンを使用すると「9気圧前後」の圧力をかけて抽出しますが、マキネッタでは「2気圧前後」の圧力しかかかりません。

この違いによって生じるのが、「クレマの有無」です。

  • エスプレッソマシン:クレマができる
  • マキネッタ:クレマができない

クレマの正体は「炭酸ガス(二酸化炭素)」です。
コーヒー豆に封入されていた炭酸ガスが(抽出時の圧力によって)コーヒーに溶解し、圧力が解かれたタイミングで泡となって抜けていきます。

たかがクレマ(泡)ではありません。

クレマができないと味が落ちる仕組み

クレマは、コーヒーの味に影響を与えます。

マキネッタで抽出されるコーヒーには、クレマができません。
これは抽出時の圧力が不足しているために「炭酸ガスがコーヒーに溶け込めない」ことが主な原因となっています。

クレマはコーヒーの雑味を緩和します。
泡には「気泡分離」と呼ばれる作用があり、一定の成分のみを吸着して分離させることにより「雑味を感じにくくする」ことに役立っています。

エスプレッソの味わいがシャープなのは、クレマの効果なのです。

しかし、マキネッタではクレマができません。
クレマができないことから、同じ抽出原理(透過抽出+加圧濾過)であっても味の感じ方には大きな違いが生じることになります。

エスプレッソとマキネッタは、全くの別物です。

コーヒーの泡の正体。泡の有無が美味しさに深く関わる理由。

マキネッタの粒度は細挽き? 極細挽き?

マキネッタには、細挽きが適しています。

一般的に、エスプレッソと言えば極細挽きです。
しかし、マキネッタに極細挽きを使用してしまうと「苦みや雑味が強く出てしまう」「粉っぽいコーヒーになってしまう」などの問題が生じやすくなります。

エスプレッソと同じではありません。
エスプレッソの場合にはクレマによって「雑味が緩和される」ことになりますが、マキネッタでは「そのままの雑味を感じてしまう」ことになります。

もちろん、好み(嗜好)の問題もあります。
もし、「雑味が強くて飲みにくい」「粉っぽくて美味しくない」などの不満を感じているのであれば、細挽きにして試してみることをおすすめします。

極細挽きよりも、格段に飲みやすくなるはずです。

マキネッタに適したコーヒー粉の粗さ。目安はグラニュー糖の粒度。

エスプレッソに近いマキネッタ

マキネッタであっても、ブリッカにはクレマができます。
ブリッカは、モカエキスプレスの吐き出し口に「錘を利用した圧力弁がつけられている」ことにより、通常のマキネッタよりも高圧抽出が可能となります。

圧力鍋のような仕組みです。

この仕組みよって、クレマができます。
コーヒーの泡(クレマ)には「雑味を吸着して口当たりを軽くする」という働きがありますので、エスプレッソに近いコーヒーを抽出できるというわけです。

しかし、お世辞にも高圧とは言えません。
ブリッカにかかる圧力は2~2.5気圧程度であり、エスプレッソとはクレマの質も異なりますので「全く同じ」というわけにはいかないのです。

あくまでも、「エスプレッソ風」のコーヒーを抽出できるマキネッタです。

ビアレッティ社ブリッカの使い方。粉の粒度とクレマの動画。ビアレッティ社のブリッカ。クレマの正体とエスプレッソとの違い。

マキネッタとミルクとの相性(カフェラテやマキアート)

マキネッタは、ミルクとの相性が抜群です。

基本的に、エスプレッソはブラックで飲むものではありません。
この点はマキネッタであっても同じであり、「砂糖をたっぷり入れる」「ミルクを加える(カフェラテにする)」ことがセオリーとなります。

ミルクには、雑味を緩和する作用があります。

これは、コロイド粒子と気泡による効果です。
コロイド粒子には「嫌な臭いや雑味を吸着する」という特徴があり、気泡には「雑味を感じにくくさせる(気泡分離)」という特徴があります。

マキネッタにミルクを加えるというのは、理にかなった方法です。

まとめ

マキネッタとエスプレッソは、全く異なるものです。
エスプレッソだと思って飲めば「美味しくない」と感じられて当然であり、これはブリッカであっても同様のことが言えます。

しかし、マキネッタにはエスプレッソにない魅力があります。
マキネッタで淹れられたコーヒーの独特のコクや苦みは、しばしば「チョコレートの味わい」と喩えられて親しまれています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。