計量カップは、便利なアイテムです。
食材の計量に使うのはもちろんのこと、調味料を合わせておいたり、ちょっとした調理であれば計量カップの中で行ってしまうこともあります。
私は、パイレックスのものを使っています。
パイレックスとはいってもホウケイ酸ガラスのものではなく、現在、一般的に流通している強化ガラス(全面物理強化)のものです。
正直、はじめは使い難いと感じていました。
しかし、しばらく使っていると、ステンレスやプラスチック(AS樹脂)の計量カップにはない魅力を感じらえるようになり、結局、3サイズそろえてしまいました。
以下、各計量カップの主な特徴を説明していきます。
プラスチックの計量カップ
計量カップと言えば、AS樹脂をイメージされる方が多いかと思います。
AS樹脂の魅力は、価格と軽さです。
比較的安価で購入することができます(100円ショップにも売っています)し、軽く、落としても割れないことも魅力のひとつです。
また、レンジで使用することもできます。
しかし、確実に割れます。
「どのくらいで割れるのか?」は使用頻度や使用状況などに左右されますが、個人的な感覚としては1年持てばよい方だと思います。
安いものから高いものまで試してきましたが、いずれも1年ほどでひびが入ってきました。
ステンレスの計量カップ
ステンレスは、強固であることが魅力です。
18-8ステンレスは錆びにくい材質であり、雑に扱っても割れることもあり得ませんし、温度差どころか直接火にかけても問題はありません。
AS樹脂に嫌気が指してからは、しばらくステンレス製を使っていました。
しかし、レンジで使用することはできません。
ステンレス製の計量カップを電子レンジで加熱してしまうと、「火災」や「レンジの故障」のリスクが高まります。
絶対にやってはいけません。
それでも、おすすめできる計量カップだと感じています。
内側の目盛りで計量しますので強化ガラスの計量カップよりも誤差が小さくなりますし、軽くて扱いやすいことから手軽に使えることが魅力でした。
3年ほどはストレスなくステンレス製を使い続けていました。
強化ガラスの計量カップ
最後に、強化ガラスの計量カップです。
正直、はじめは使い難いと感じていました。
とにかく重い計量カップですし、ガラスに厚みがあることからも目線の高さを合わせなければ正しく計量できません。
温度差によって割れるリスクもないわけではありません。
しかし、現在では手放したくないほどに気に入っています。
重さや計量時の目線の高さに関しては、はじめこそ気になっていましたがしばらく使い続けていると(慣れて)気にならなくなります。
それよりも、電子レンジで使用できることや、ボウル代わりに計量カップで簡単な調理ができる点が気に入りました。
たとえば、ポテトサラダ。
計量カップにじゃがいもを入れて(ふわっとラップをして)レンジで加熱し、そのままマッシャーで潰して仕上げることができますし、少量であればボウルよりも使いやすいです。
また、耐熱温度差(120℃)にさえ気をつけていればオーブンに入れることもでき、AS樹脂やステンレスの計量カップを使用していた時よりも、調理の自由度は格段に広がったように感じています。
まとめ
強化ガラスの計量カップは、おすすめできます。
はじめこそ「重い」「目線の高さを合わせなければ正しく計量できない」などの不満点もありましたが、それらの不満点を補っても余りあるほどの満足感があります。
事実、使い勝手の良さが気に入り「250ml」「500ml」「1.0L」の3サイズをそろえてしまったほどです。