【勉強中】田舎パン(カンパーニュ)

鉄フライパンのサビ。赤錆の発生原因と錆びた場合の対処方法。

鉄フライパンは、錆びることがあります。

鉄フライパンは、鉄製です。
鉄につく錆には大きく分けて赤錆(あかさび)と黒錆(くろさび)がありますが、鉄を朽ちさせてしまう錆は「赤錆(Fe2O3)」です。

一方、黒錆は酸化膜として好まれます。
しかし、黒錆は(通常使用で)自然発生することはありませんので、意図的に熱する(空焼きする)ことによって黒錆による酸化膜を形成させます。

以下、鉄フライパンを腐食させる赤錆について説明していきます。

MEMO
錆びた鉄フライパンの画像は準備できませんでした。トップの画像は日常的に使っている遠藤商事の18cm(t1.6mm)鉄フライパンです。錆びたフライパンの撮影ができ次第、画像を切り替えます。ご了承ください。

赤錆が発生する条件とは?

赤錆は、鉄フライパンを腐食させます。

赤錆は、水と酸素に触れることで自然発生します。
いったん赤錆が発生してしまうと金属組織の隙間から内部を腐食させてボロボロにしてしまいますので、悪性の錆とも呼ばれる存在です。

赤錆を防ぐには、水と空気に触れさせないことです。

では、どのようにして水と空気に触れさせないようにするのか?
その答えが、鉄フライパンの使い方や使い始めの工程で説明されることの多い「黒錆(Fe3O4)」と「油の重合物(樹脂層)」です。

MEMO
普通に使えていれば赤錆はできません。赤錆ができるということは「(根本的に)使い方を間違えている可能性」がありますので、基本的な鉄フライパンの使い方を整理しておくことをおすすめします。

鉄フライパンを錆びさせない方法

赤錆は、水と空気によって自然発生します。
新品の鉄フライパンに錆止め塗装が施されているのは「水と空気を遮断するため」であり、この条件さえ満たせていれば鉄フライパンは錆びません。

一般的には、2種類の方法が併用されます。

  • 黒錆(四酸化三鉄):青灰色になるまで熱する
  • 油の重合化:重合物による樹脂層の形成

黒錆は、良性の錆とも呼ばれています。
鉄の表面に黒錆による酸化膜が形成されると「赤錆が発生しにくくなる」「油がなじみやすくなる(樹脂層が形成されやすくなる)」などのメリットがあるためです。

次に、油の重合による樹脂層の形成です。
言葉にすると難しく感じられるかもしれませんが、「鉄フライパンが育つ」というのは「樹脂層(ポリマー層)が形成される」こととイコールです。

このことからも、「使い込まれた鉄フライパンほど錆びにくい」と言えます。

鉄フライパンでくず野菜を炒める理由。ポイントは油の重合?鉄フライパンを空焼きする理由。2種類の空焼きについて。

サビ(赤錆)の除去方法とは?

赤錆は、見つけ次第除去する必要があります。
赤錆(酸化第二鉄)には金属の奥に入り込んで「朽ち果てさせる(ボロボロにする)」という特徴がありますので、放っておくと鉄フライパンをダメにしてしまいます。

完全に除去することがポイントです。
赤錆は「金属の隙間から内部に浸食していくタイプの錆」ですので、初期段階で除去しておかなければフライパン内部まで腐食が進んでしまいます。

一般的には、紙やすりやスチールウール、ナイロン不織布などが用いられます。

赤錆を除去しましたら、使い始めの工程に戻ります。
フライパンを高温に熱する(空焼きする)ことによって黒錆による酸化被膜を形成し、油をなじませることによって油による樹脂層を形成させます。

これによって、水と酸素を遮断することができ、錆びにくい鉄フライパンになります。

鉄フライパンを使い始めるには? 最初の空焼きと油ならし。

まとめ

鉄フライパンは、錆びます。
もちろん正しい使い方をしていれば錆びることはありませんが、使い方の分かっていない初心者の場合には錆びさせてしまうことは珍しくありません。

仕組みを理解しておくことがポイントです。
錆びさせてしまった(赤錆が発生してしまった)場合には、スチールウールや紙やすりなどで完全に除去した後に酸化被膜と樹脂層を形成させておく必要があります。

慣れれば難しいことではありません。

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