カリタ「ナイスカットG」のレビュー。大定番の電動コーヒーミル。

カリタ「ナイスカットG」を購入しました。
「今更?」と思われるかもしれませんが、安い買い物ではありませんので購入するのを躊躇していた部分があります。

結局、生産終了のアナウンスが流れてからの購入となってしまいました。

今回は、購入直後のレビューをします。
購入直後ということもあり「メンテナンス方法」や「経年劣化(耐久性)」などに関することは書けませんが、感じたことを素直にレビューしていきたいと思います。

では、はじめます。

ナイスカットGとは?

まずは、ナイスカットGの基本情報です。

ナイスカットGは、ナイスカットミルの後継機種です。
ナイスカットミルと言えば、コーヒー好きであれば知らぬ人はいないといっても過言ではない超ロングセラーの電動コーヒーミルですね。

ナイスカットGの特徴は、粉砕速度の遅さにあります。

「遅くなったのであれば改悪では?」と思われるかもしれません。
しかし、粉砕速度を落としてあるのは「摩擦熱の軽減」と「粒度の均一化」が目的となっていますので、改悪ではなく改善だと考えられます。

  • サイズ:幅120×奥行218×高さ337mm
  • 消費電力:120W
  • カッター:カッティングタイプ
  • 能力:100g/min(中粗挽き)
  • 本体重量:2.3kg
  • 原産国:日本(日本専用)

シンプルに言えば、ナイスカットミルのマイナーチェンジ版です。
ナイスカットミルからの細かな変更は加えられていますが、カッター(カット刃)などの主要部品に大きな変更はありません。

ナイスカットミルとナイスカットGの主要部品は、共通です。

挽き目について

ナイスカットGの挽き目は、15段階です。
前方の調節ダイヤルによって1(細挽き)から8(粗挽き)まで、0.5刻みの15段階で調節できるようになっています。

注意点としては、エスプレッソマシンには対応していないことが挙げられます。

エスプレッソマシンには、極細挽きが用いられます。
しかし、ナイスカットGの挽き目は「細挽きまでしか対応していません」ので、マキネッタ(モカポット)には使えてもエスプレッソマシンには使えません。

エスプレッソマシンを所有している場合には注意が必要です。
実際にメモリを1にしてエスプレッソマシン(デロンギEC200N)で試してみましたが、粉が粗すぎて美味しいエスプレッソは抽出できませんでした。

MEMO
購入直後ということもあり、当記事におきましては「粒度のばらつき」や「微粉」などに関する詳細は割愛します。しばらく使い続けてから記事にしていきたいと考えています。

実際のサイズ感

現物は、想像以上にコンパクトな印象です。
本体サイズ(幅120×奥行218×高さ337mm)は明記されているものの、自宅に届いた直後はコンパクトなサイズ感に驚きました。

もちろん、悪い意味ではありません。
小型ながらも重量感がありますので、電動コーヒーミルに対しての所有欲(満足感?)は十分に満たせるものだと思われます。

事実、(今のところは)眺めるだけでもニヤニヤしてしまっている状況です。

音はうるさくないか?

仕方のないことですが、それなりの音がでます。
「どの程度の音なのか?」を上手く表現することは難しいのですが、(住んでいる場所によっては)使える時間帯が限られてくるはずです。

しかし、極端にうるさいわけではありません。

音の程度に関しては、難しい問題です。
たとえば、私の場合ですと「ドライヤーと同程度の音」という認識を持っていますので1~2杯分であれば(深夜を除く)夜間に使っても問題はないと考えています。

それでも、注意するに越したことはありませんね。

MEMO
残念ながら、他のコーヒーミルと比べると「うるさい」です。音を気にするのであれば「ネクストG」を選んだ方が幸せになります。私自身デザイン優先でナイスカットGを選びましたが、性能のみで比較するのであればネクストGの方がおすすめです。

まとめ

以上、ナイスカットGのレビューでした。
購入直後ということもあり有意義な情報は書けませんでしたが、「極細挽きにはできない」「それなりに大きな音が出る」という2点がポイントになるかと思います。

個人的には、心から満足できています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です