秋刀魚は、フライパンを使って焼くことができます。
もちろん、炭火で焼いたものにはかないませんが、後かたづけの簡単なフライパンは秋刀魚を焼くためにも活躍します。
ポイントは、クッキングシートを敷くことです。
クッキングシートを敷くことにによって、「フライパンで焼いても皮がめくれにくくなります」ので、失敗しません。
一般家庭であれば、おすすめできる焼き方です。
振り塩をして30~60分
軽く水洗いした後に、水気を拭き取ります。
水気を拭き取りましたら、振り塩(約2%)をして30~60分ほど冷蔵庫に入れておきます。(※振り塩は、不純物の多い粗塩がおすすめです)
振り塩をすることで「身崩れを防げる」「表面が固まりやすくなるためうま味が逃げにくくなる」などのメリットが得られます。(関連記事:焼き魚に振り塩をする理由)
軽く拭いてから半分に切る
軽く拭いてから、半分に切ります。
振り塩をすると「魚の臭みなどが含まれている水分」が出てきますので、キッチンペーパーなどで軽く押さえるように拭き取ります。
半分に切るかどうかは、好みや設備の問題です。
切らない方がうま味が逃げにくくなりますが、フライパンに乗り切らずに焼きムラができてしまうようであれば半分に切った方が無難です。
新鮮な秋刀魚の場合、内蔵をとる必要はありません。
フライパンで片面7~8分
クッキングシートを敷いたフライパンで秋刀魚を焼きます。
中火から弱火ほどの火加減で「片面7~8分ほど」が目安となりますが、使用する設備による違いが生じますので、適宜、調節してください。
ちなみに、焼き魚は表になる側から焼きはじめます。
盛りつけの際に裏になる側から焼きはじめてしまうと「表が汚れて見栄えが悪くなる」ことになりますので注意が必要です。
油を引く必要はありません。
油を引かなくても焦げ付きませんし、秋刀魚から油が出てきますので、クッキングシートへの油は不要です。
じっくり焼くことがポイントになります。
グリルとは違い「(フライパンには)内部に火が通りにくい」という特徴がありますので、「少し弱いかな?」と思えるくらいの火加減がおすすめです。
半分に切った場合には、切り口で「火の通りの確認」をすることができます。
まとめ
秋刀魚はフライパンで焼くことができます。
ポイントはクッキングシートを敷くことです。
クッキングシート(もしくはフライパン用ホイルシートなど)を敷くことで、身崩れや皮が剥がれることなく焼き上げることができます。
何よりも、片づけが簡単です。