揚げ油には、正しい捨て方があります。
台所に流してしまうのは最悪であり、排水溝を詰まらせる原因になりますし、家庭用浄化槽であれば浄化槽の状態を悪くしてしまいます。
基本的には燃えるゴミとして処分します。
- 牛乳パックなどを利用する
- 油処理剤を利用する
以下、詳細を説明していきます。
牛乳パックでの捨て方
一般的には、牛乳パックが用いられます。
油は液体のままでは捨てることができませんので、牛乳パックの中に新聞紙などを入れ、水で軽く湿らせた後に油を染み込ませて処分します。
水で湿らせるのは、自然発火のリスクを軽減するためです。
油は、空気に触れることで酸化熱を発します。
酸化熱による自然発火には「酸素」「温度」「密度」などの条件が重なる必要がありますので過度な心配は不要です。
あくまでも、念のための処置です。
当然ですが、油は冷ましてから処理してください。
油処理剤での捨て方
油処理剤は便利なアイテムです。
油が熱いうちに油処理剤を混ぜ(溶かしきり)、油温が40℃以下になると固まりますので、そのまま燃えるゴミとして捨てることができます。
空気に触れませんので、自然発火のリスクもありません。
まとめ
揚げ油には、正しい捨て方があります。