オーブンの予熱時間を長めにする理由。失敗しないためのコツ。

オーブンの予熱時間は長めにします。

通常、予熱完了のブザーが鳴った時点では、設定温度に達していません。
たとえば180℃に設定していたとしても予熱完了時点のブザーでは150℃程度にしかなっていないことも少なくなく、この温度差が失敗の要因になります。

また、お菓子を入れるためにオーブンの扉を開けますと「オーブン庫内に充満していた熱い空気が逃げて温度が下がる」ことになります。

それらを考慮した上で、予熱時間や温度を設定します。
オーブンには性能差や個体差がありますので一概には言えないのですが、家庭用オーブンの場合は「高めの温度」「長めの時間」で予熱することがセオリーとなります。

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確実に設定温度まで上げる

低い温度から焼きはじめるのは、失敗の原因になります。

十分に予熱することがポイントです。
設定温度に達していない状態から焼きはじめますと、焼き色がつかなかったり、(焼き時間が長くなり)生地が乾燥してしまうことになります。

また、小型オーブンの場合には意図的に予熱温度を上げることもあります。

小型オーブンは、温度が安定しません。
同じ分量のお菓子を焼くにしても、大型オーブンに比べて温度が下がりやすくなりますので、予熱温度を高く設定することで帳尻合わせすることになります。

まずはオーブン用温度計にて確認することをおすすめします。

設定温度になってもしばらく待つ

オーブンは、庫内の壁面まで温めることがポイントです。
庫内の壁面が温まっていると、「扉を開けても温度が下がりにくくなる」「扉を閉めれば短時間で設定温度に戻る」などのメリットが得られます。

オーブンは2種類の熱によって温められています。
それが7割程度の影響力を持つ「ヒーターから出る熱」と、3割程度の影響力を持つ「庫内の壁面が温められていることにより放熱される熱」です。

  • ヒーターから出る熱:7割
  • 庫内壁面からの放熱:3割

予熱温度に達した段階では、壁面が温まっていません。

室内エアコンを想像してみてください。
長時間温められていた部屋は(壁や床までが十分に温められているために)数分程度の換気では寒い思いはしませんよね?

同様のことがオーブンでも起きています。
オーブン庫内の空気が温まっているだけでは不十分であり、庫内の壁面までが十分に温まってこその「予熱完了」となるわけです。

まとめ

オーブンの予熱時間は、長めにとります。
たとえ予熱完了のブザーが鳴るタイプのオーブンであったとしても、(ブザー後も)しばらくは予熱を続けることがポイントとなります。

また、小型オーブンの場合には「意図的に予熱温度を上げる」などの工夫が必要となる場合もあります。

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タベル

厨房料理人(プロ)ではありません。普通の台所に立つ台所料理人(自炊をしている人)です。調理や調理道具が好きで、多くの書籍を読みつつも試作や実験を繰り返しています。このブログは、料理に関する「コツ」のようなものを体系的にまとめるために運営しています。