煮干しの下処理(下ごしらえ)を説明します。
煮干しは、野性味のあるだしが取れます。
しかし、この「野性味」というのが問題で、好ましいと感じられる人は少数派であり、一般的には下処理をしてからだしを取ります。
難しいことはありませんが、多少、コツのいる作業です。
以下、下処理の作業手順です。
STEP1
頭を取る
煮干しの頭を取ります。
頭をつまみ、下方向に折るようにすると簡単に取れます。
頭と一緒に内蔵が取れてしまったり、エラが残ってしまうこともありますが、後の行程で除去することができますので問題ありません。
気にせず作業してください。
STEP2
身を割る
身を半分に割ります。
この作業は、意見の分かれるところです。
「身を割らなくてもいい」という人もいますし、「身を割った方がだしを取りやすい」という人もいます。
僕は、後者です。
煮干しの背中とお腹を「強めにグリグリ」すると割れます。
多くは背骨に沿ってきれいに割れますが、割れにくい場合には背骨の部分に爪をかけて引き剥がしてください。
STEP3
はらわたを取る
はらわた(内蔵)を取り出します。
簡単に、ポロっと取れます。
身を割っていますので、作業は簡単です。
背骨に沿っている血合い部分は取りにくい場合がありますが、多少であれば問題ありませんので丁寧にやりすぎないことがポイントです。
下処理の終わった煮干しを保存瓶(または保存容器)に入れたら終了です。
まとめ
煮干しの下処理は、まとめてやっておくと便利です。