ジャガイモは、保存中に発芽することがあります。
保存環境や保存方法により多少の違いはあるものの、春先まで食べ続けるためには(一般的に)年数回ほどは「芽欠き」をする必要があります。
芽欠きとは、芽を摘み取ることです。
芽欠きを怠ると、栄養が使われてしまいます。
成長のために栄養が使われてしまうと「シワシワになってしまう」「美味しくなくなってしまう」などの問題が生じますので、芽欠きを怠ることはできません。
以下、詳細を説明します。
保存中に発芽するジャガイモ
ジャガイモは、一定の条件がそろうことで発芽します。
品種による違いはあるものの、「収穫後、3ヶ月以降」「太陽光や照明などの明るさ」「10~20℃ほどの温度」などの条件で芽を出しやすくなります。
また、湿度にも大きく影響を受けます。
ジャガイモの保存環境には「風通しの良い冷暗所」が適しているとされるのは、一定以上の湿度があると「芽吹きやすくなってしまう」ためです。
芽が出てしまった場合には、早めに摘み取っておく必要があります。
芽を取ることの意味と重要性
ジャガイモの芽は、早めにつみ取ることが重要です。
芽が成長してしまうと、ジャガイモの栄養分が芽によって消費されてしまいますので、シワシワで美味しくないジャガイモになってしまいます。
ジャガイモの芽は、小さなうちにつみ取ります。
芽欠きのやり方は、簡単です。
指で押し倒すようにすれば「ポロッと」とれますし、小さな芽は爪でひっかくようにすれば簡単に除去できます。
成長点を除去できればOKですので、くり抜く必要はありません。
まとめ
ジャガイモの発芽は、仕方のない部分があります。
ポイントは、芽が大きくなる前に除去することです。
芽が大きくなってしまう(成長してしまう)とジャガイモがシワシワになり、美味しくなくなってしまいますので注意が必要です。