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雪平鍋に蓋(ふた)は必要? 本来の使い方と使用上の注意点。

一般的に、雪平鍋には蓋がついていません。

もちろん追加で購入することができます。
しかし、雪平鍋を「アルミ製の片手鍋」と仮定するのであれば、「蓋は必ずしも必要なものではない」と言うことができます。

アルミには2点の大きな特徴があります。
それが「熱伝導率が高いこと」と「(腐食のリスクがあるために)食材を入れたままにしておくことができないこと」です。

以下、詳細の説明をしていきます。

蓋がなくても問題ない理由

アルミは熱伝導率の高い素材です。
熱伝導率が高いとは「熱応答時間が早い」ということであり、短時間のうちに鍋全体が均一に温まることになります。

蓋をしなくても、すぐに温まります。

  • 熱伝導率【W/(m・k)】
    • アルミ:204.00
    • 鉄:67.00
    • ステンレス:16.00

また、雪平鍋は和風鍋です。
調理の性質上「蓋よりも落とし蓋の出番が多くなる」ことになり、用途に応じて別途で購入する方が理にかなっています。(関連記事:落とし蓋の意味

雪平鍋の蓋は、必要性に応じて購入することになります。

食材を入れたままにできない理由

アルミは耐食性に優れた素材です。
しかし、酸化皮膜や表面処理(アルマイトなど)が剥がれ落ちると、酸性と塩基性(アルカリ性)の双方で腐食が生じやすくなります。

アルミ鍋での調理後は、速やかに料理を移すのがセオリーです。

また、アルミ鍋は定期的に米のとぎ汁を煮立たせます。
米のとぎ汁を煮立たせると「アルマイトに似た酸化皮膜が形成されます」ので、耐食性を高めることにつながります。

これらのことからも、雪平鍋での食材の保存はできません。
たとえば「豚汁などをたくさん作って数日に分けて食べる」という使い方は雪平鍋には適さないということになります。

通常の鍋よりも、蓋の必要性が低いのです。

雪平鍋特有の形状上の問題

一般的な雪平鍋は、蓋がきちんと乗りません。

画像をご確認ください。
雪平鍋は「柄の取り付け部分が縁にかかるような形状」になっていますので、どうしても蓋が傾いてしまいます。

蓋を乗せることが想定されていないためです。

しかし、雪平鍋にも様々な形状があります。
蓋を使うことが多い場合は、あらかじめ「柄の取り付け部分がフラットになっている雪平鍋」を選ぶことも選択肢に入れておくことをおすすめします。

まとめ

通常、雪平鍋には蓋がついていません。
アルミ製の雪平鍋には「熱伝導率が高い」「食材の保存に適さない」という特徴がありますので、蓋の有用性が低いのです。

このことからも、蓋が必要な場合には、別途、購入することになります。

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